真言律宗総本山
四王堂から本堂に通じる参道の南側にある。もと四之室と称し、文亀2年の火災の後、永禄年中(1558~69)に西大寺第39代長老高珠和上が再建した。寛文9年(1669)3月、高栄大徳が本尊を造立したと伝える。明治22年9月に一旦取畳まれたが、昭和初期に復興され今日にいたる。本尊は不動明王。