本堂

  • 重要文化財
  • 江戸時代
  • 木造
  • 寄棟造
  • 本瓦葺
  • 7間×5間

現在の西大寺の中心堂舎。もともと鎌倉期に東塔の北方に建てられた光明真言堂の後身で、江戸中期の寛政年間に完成。桁行七間、梁間五間、一重の寄棟造で、本瓦葺。前後面に向拝三間を付す。堂内は東西南の三方の外陣と内陣を仕切り、内陣北の中央に須弥壇、東西に脇壇を設ける。10月には本堂を特別に荘厳して光明真言会が行われる。江戸中期の土壁を用いない独特の建築技法による奈良市屈指の巨大で優れた近世仏堂である。

本堂内部

主な什宝物

本尊釈迦如来立像

  • 重要文化財
  • 鎌倉時代
本尊釈迦如来立像

文殊菩薩騎獅像
ならびに四侍者像

  • 重要文化財
  • 鎌倉時代
文殊菩薩騎獅像

弥勒菩薩坐像

  • 奈良県指定文化財
  • 鎌倉時代
弥勒菩薩坐像

弘法大師坐像

  • 江戸時代
弘法大師坐像

興正菩薩坐像

  • 江戸時代
興正菩薩坐像

地蔵菩薩立像

地蔵菩薩立像

十六羅漢図

十六羅漢図