真言律宗総本山
もと塔頭(たっちゅう)の三光院(明治に取り畳まれた)の本堂であったと伝える。現在は愛染堂の北東辺に移築され、堂内中央に永正元年(1504)海龍王寺沙弥仙算、木寄番匠奈良宿院七郎太郎の手になる大黒天半跏像をまつる。光明真言会前日の10月2日に会中の豊饒を祈念して大黒天供が行われる。